水道法の規定により、日本の水道水には海外先進国が健康面における安全性のために定めている上限値の倍以上の次亜塩素酸を入れなければならないことになっています。
その結果、平均的な次亜塩素酸濃度を比較すると日本の水道水は海外先進国のおよそ7倍~10倍という超高濃度。
その非常に高い濃度の次亜塩素酸を投入しているお陰で「水道水中の菌やウィルスなどの繁殖が抑えられ、水道水を飲んでも腹痛を起こしたり感染症に罹ったりせず済む」というメリットがあるわけですが、一方で次亜塩素酸は強力な酸化作用を持っているため直接触れたり飲んでしまうのは良くありません。主成分が次亜塩素酸で出来ているキッチンハイターに直接触れると手の皮膚が溶けて手荒れしてしまうことからもその強力さと危険性が分かりますね。
しかし塩素除去をせずに水道水をそのまま飲むという事は極端な表現かもしれませんが「ハイターを一滴入れた水を飲んでいるようなもの」なので、「塩素は除去した方が良いんじゃないの?」と多くの方が言われているわけです。ましてや海外先進国も安全性を考慮して塩素濃度を定めているわけで、その上限値をはるかに上回る濃度の塩素が含まれている日本の水道水なら尚のこと浄水器の必要性は高いですね。そうした理由から安くても良いので何らかの浄水器は取付けた方が良いと思うんです。
そうすれば塩素は除去できるし、菌やウィルスの心配もしなくて済み、安心して美味しいお水が飲めるようになるので言う事ないですね。