素粒水はフィルターで汚れを除去する浄水器なので、本来なら通水量が増えれば増えるほど浄水性能は落ちます。ですから上限である2500リットルを通水した後に水質検査をすれば、使い始めの際のデータと比較して浄水性能は極端に悪くなっているはずなのですが、トリハロメタンとダイオキシンに関してはむしろ除去率が上がっています。
これは完全に非常識なことで「本来ならあり得ない事」なのだそうですが、第三者機関で測定してもらっている以上そこに嘘はなく、実際に浄水性能が上がっていることは間違いないようです。
では、なぜ下がるはずの浄水性能が上がるのか?
これについては製造メーカーや特許取得者が色々考察してみた結果、
「そもそも素粒水に使用されているカートリッジの性能的には、いくら使い始めでもトリハロメタンやダイオキシンが99%取れることはあり得ないし、ましてや通水量が増えるほど除去率が上がることなどもっとあり得ないので、消去法で考えると分解除去しているとしか説明が付かない」
「だからこそこんな小型の浄水器でも除去性能が高いし、通水量が増えても除去性能が上がってしまうのだろう」
という結論になったそうです。
「他に考えようがない」というのだから、素粒水には毒性のある化学物質をほんとに分解する力があるのかもしれませんね。僕個人としては10年以上使ってみた実体感として、農薬を分解する力はいくらかあるように思います。